北アルプスの名峰「薬師岳」登山モデルコース
北アルプス登山モデルコース|1泊2日|
富山市の奥深くへ。
富山市の奥深くに広がる北アルプスで、憧れの山旅へ。
薬師岳は、北アルプスを代表する名峰のひとつ。どっしりとした山容と、なだらかに続く美しい稜線が魅力の人気の登山ルートです。
富山市大山エリアの折立登山口を起点とするコースは、高山植物や雄大な山岳風景を楽しめる定番ルート。岩場などの大きな危険箇所は比較的少ないものの、標高差や行動時間は長いため、しっかりとした装備と余裕ある計画が必要な本格的な登山コースです。
樹林帯を抜け三角点広場を過ぎると視界がひらけ、目の前に薬師岳の堂々とした姿が現れます。
初日は北アルプスの主要拠点でもある太郎平小屋に宿泊。夕暮れに染まる稜線や、朝の澄んだ空気に包まれる時間など、山小屋ならではの特別な体験が待っています。
2日目は薬師平のお花畑を経て薬師岳山頂へ。山頂から望む北アルプスの大パノラマは、この山旅の大きな魅力です。
下山は標高差約1,600mの長い行程となるため、無理をせず安全第一で行動しましょう。
富山市にありながら本格的な北アルプス登山を体験できる薬師岳。1泊2日で挑戦できる、初めての北アルプス登山モデルコースとしておすすめです。
※折立発着の登山バスは本数が限られています。タクシー利用の場合は、太郎平小屋での事前予約がおすすめです。
【1日目】有峰林道→折立登山口
有峰湖の景色を楽しみながら、折立に向かう
北陸自動車道「立山IC」から折立登山口駐車場までは約90分
※道中では、有峰湖の景色も楽しめます。
折立登山口
森の空気を胸いっぱいに吸い込み、いよいよ山旅のはじまり。
最初は樹林帯の静かな登りが続きます。
焦らず、一定のペースで歩き出しましょう。
三角点広場
ふっと視界がひらけ、空が近づく瞬間。
ここで一度呼吸を整えましょう。
薬師岳の姿が、少しずつ存在感を増してきます。
五光岩ベンチ
稜線が見えはじめ、景色が一気に雄大に。
立ち止まって振り返れば、有峰湖の広がり。
山に入った実感が湧いてくるポイントです。
太郎平小屋
やわらかな稜線に抱かれるように建つ山小屋。
ここでしっかり休み、明日に備えます。
夕暮れ時には、運がよければ雲海が広がることも。
【2日目】太郎平小屋
早出がおすすめ
澄みきった朝の空気の中を歩き出します。
山は、早朝がいちばん美しい時間。
静かな光の中、山頂を目指します。
薬師岳山荘
標高2,700mの拠点。
ここから先は、山頂への最後の登り。
空と稜線が、ぐっと近づきます。
薬師岳山頂
北アルプスの大展望が広がる、標高2,926m。
歩いてきた道のりを振り返る時間。
深呼吸したくなる、静かな達成感があります。
山頂に立てば、どこまでも続く稜線と雲海。
幾重にも重なる山並みが、静かに広がります。
歩いてきた道のりが、ひとつの景色になります。
今回のルートはこちら!
登山時期について
・6月上旬〜10月中旬
装備について
・トレッキングシューズ推奨
・滑りにくい靴底必須
・雨天時は特に滑りやすい
注意事項
・太郎平小屋と薬師岳山荘では営業期間が異なります。
必ず事前に各山小屋へご確認ください。
【太郎平小屋】
https://ltaro.com/
【薬師岳山荘】
https://www.yakushidake-sansou.com/
・山小屋利用は原則予約制です。
・6月上旬〜7月中旬頃は残雪がある場合があります。
・9月下旬〜10月上旬は新雪の可能性があります。
(いずれも年によって状況が異なります)
・太郎平キャンプ場は過去に熊の出没により閉鎖となった年があります。利用可否は事前に太郎平小屋へご確認ください。
有峰林道について
・開通期間:6月上旬〜11月上旬
・通行可能時間:6:00〜20:00
※悪天候等により通行規制が行われる場合があります。
最新情報はこちらをご確認ください。
https://www.arimine.net/toll_road2.html#%E5%88%A9%E7%94%A8%E6%99%82%E9%96%93
折立登山口駐車場について
駐車台数:約100台(臨時駐車場あり)
https://www.arimine.net/parkmap06.html
https://www.arimine.net/gazo/oritate.pdf
登山届の提出について
・事故防止および迅速な救助活動のため、登山計画書の提出をお願いします。
【富山県警 登山届提出について】
https://police.pref.toyama.jp/6135/tetsuzuki/tozan/6-10.html
登山装備について(例)
・ウェア
速乾性素材を選び、夏でも長袖・長ズボンを着用しましょう。日焼けや怪我の防止になります。
・登山靴
くるぶしを保護するハイカットタイプがおすすめです。滑りにくいソールのものを選びましょう。
・必携品
雨具、防寒着、地図、コンパス、ヘッドランプ、十分な食料と水分。
山の状況は季節や天候によって大きく変化します。体力や経験に応じた無理のない計画を立て、万全の準備を整えてください。
安全に関するお願い
無理な計画や体力不足は遭難事故につながる恐れがあります。
自分の経験・技術に見合った登山を心がけましょう。
万が一遭難した場合は110番へ通報してください。
山間部では携帯電話の電波が届かない場所もあります。
同行者がいる場合は最寄りの山小屋へ。
単独の場合は、近くの登山者に助けを求めてください。