「ます寿し食べ比べデキマスデー」in 東京駅レポート

2025.10.29

ます寿しで東京駅が沸いた日

「ます寿し食べ比べデキマスデー」と称し、富山市のます寿し協同組合が初めて「ます寿し食べ比べセット」を販売したのは2023年9月のこと。
その大きな反響を受けて、これまでに3回の販売会を実施してきました。

SNSでは「東京でもやってほしい!」という声が多く寄せられ、満を持して2025年9月、初の県外開催となる東京駅でのイベントが実現しました!

ちなみに「ます寿し食べ比べ販売」とは、富山市のます寿し協同組合に属する専門店12店舗が協力のもと、それぞれの店のます寿しを1/8カットにしたものを、3店舗の味を1セットにして4種類を販売するというもの。ます寿しの多彩な味を一度に楽しめる、とても贅沢な企画なのです。

朝から200人超えの行列!

2025年9月27日、東京駅構内のイベントスペースには朝から長蛇の列ができていました。
皆さんのお目当てはもちろん「ます寿し食べ比べセット」。

整理券の配布を待つ列は、あっという間に200人を超えるほどに! 中には朝9時台から並んでくださった方もいて、富山の味を待ち望む熱気が会場中にあふれていました。

販売が始まると、用意されたセットは瞬く間に完売!
買えなかった方の中には「次は富山で食べたい」と話す方の姿もあり、スタッフの胸にはうれしさと申し訳なさが入り混じったのでした…。

早朝から始まった“富山の手仕事”

ここで少しだけ、イベント当日の裏側をご紹介。

9月27日早朝、それぞれの店舗で作られた、できたてのます寿し。それらを1/8カットにして共通のケースに丁寧に詰められたものが、作業場へ続々と運ばれてきました。

ます寿し協同組合の皆さんをはじめ、富山市役所や富山市観光協会のスタッフも一丸となり、3店舗分のセットを袋詰め&箱詰め。黙々と進む作業は、皆さんの気合いで予定よりも早く作業が完了。

段ボールに積まれたセットを抱えた富山組は、新幹線でいざ東京へ!
会場で待つ大勢の列を目にした瞬間、富山チームはその熱気に驚きと喜びを隠せなかったのは言うまでもありません。

整理券を手に入れた方への販売は予定通りに終了し、富山組は清々しい気持ちで帰路につきました。この場を借りて、会場に足を運んでくださった皆さまに心より感謝を申し上げます。
そして、朝から並んでくださったにもかかわらず購入できなかった皆さま、本当に申し訳ありませんでした。

次の販売会は、地元富山で!
来たる11月1日、富山駅で開催される「すしのまち とやまデー」で5回目となる「ます寿し食べ比べセット」の販売会を行います。地元・富山で、より多くの方に思う存分食べ比べを楽しんでいただけるよう、作れる限りのセットをご用意する予定です。

当日は、東京での熱気を再現できる一日になりそうな予感。あの日買えなかった方も、ぜひ富山にお越しいただき、すしのまち とやま自慢の味「ます寿し」をご賞味ください!

富山市観光協会