水の都・とやま|水をめぐる散策コース
立山連峰をはじめとする山々の雪解け水は、森林や大地を通り、川や地下水、まちなかの湧水となって富山の暮らしを潤してきました。
今回歩くのは、富山駅から「いたち川」周辺を経て、富山城址公園、松川べりへとつながる富山市中心部。清らかな湧水や地蔵尊、水神社を訪ねながら、水とともに育まれてきた富山の暮らしや歴史に触れます。
途中には、名水にゆかりのある老舗和菓子店や喫茶店も。川のせせらぎを聞き、冷たい清水に触れ、土地の味を楽しむ、富山の半日まち歩きへ出かけてみませんか。
おすすめの季節
春〜秋
桜の春、冷たい湧水が心地よい夏、木々が色づく秋。それぞれの季節に水辺の風景を楽しめます。
こんな方におすすめ
ゆったりまち歩き/歴史・文化/甘味・カフェ/半日観光
富山駅
水辺の景色を求めて、富山駅を出発
北アルプス・立山連峰の雪解け水に育まれてきた富山のまち。富山の玄関口から、水辺の風景や歴史、暮らしに触れるまち歩きへ出かけましょう。
富山駅南口にあるビル前の広場にはいくつかの噴水があり、きらめく水しぶきと心地よい水音で訪れる人を出迎えてくれます。
立ち寄りMEMO
富山駅で無料で飲める!富山市のおいしい水道水
富山駅で、北アルプスの恵みをひと口。富山市のおいしい水道水を無料で味わえます。富山市の水道水を詰めた「とやまの水」は、モンドセレクション最高金賞も受賞しています。 給水スポット:「クラルテ」入口横・とやま観光案内所付近
いたち川・地蔵尊めぐり
いたち川のお地蔵さんにごあいさつ
富山市中心部を流れるいたち川沿いには、数多くの地蔵尊が点在しています。散策は、常夜灯が目印の「木町の浜」からスタート。かつて水害に見舞われたこの地域には、災害の犠牲者を供養するものなど、それぞれに由来を持つ地蔵尊が点在しています。川辺の風情を感じながら、表情豊かな地蔵尊をめぐってみましょう。
参考MAP|いたち川地蔵尊めぐりマップ(PDF)
※掲載内容は作成当時のものです。現在の状況と異なる場合があります。散策の参考としてご覧ください。
立ち寄りMEMO
水神社
いたち川のほとりには、水の神様を祀る「水神社」があります。水の恵みに感謝し、水の安全や豊かな暮らしを願う場所として、古くから大切にされてきました。
石倉町延命地蔵尊の水
富山を代表する湧水スポット
いたち川周辺には湧水地が点在し、立山連峰の雪解け水が清らかな地下水となって湧き出しています。冷たくおいしい湧水は、地域の暮らしにも深く根付いています。石倉町延命地蔵尊の境内では、龍の口から水が流れ、「万病に効く霊水」とも伝えられています。
川向かいには「泉町子宝延命地蔵尊」もあり、境内では珍しい“鯉”の蛇口から清らかな水が流れ出ています。
立ち寄りMEMO
夏の立ち寄りに|泉町 やまかわ本店
鈴木亭
名水仕込みの和菓子をお土産に
創業160年の老舗和菓子店「鈴木亭」。石倉町延命地蔵尊の水を使って和菓子づくりを続けています。代表銘菓「杢目羊羹」は、立山杉の年輪を白あんと小豆あんで表現した美しい羊羹。ミニサイズは、まち歩きのおともやお土産にもおすすめです。
一番町珈琲
名水で淹れるコーヒーでひとやすみ
自家焙煎コーヒーとルーマニア家庭料理を楽しめる、まちなかの喫茶店兼焙煎所。コーヒーやケーキには、毎朝店主が汲んでくる石倉町延命地蔵尊の水を使用しています。名水で丁寧に淹れた一杯を味わいながら、散策途中のひと休みを。
富山城址公園
川と堀に囲まれた「浮城」
戦国武将・佐々成政、のちに前田家が治めた富山城の跡地に広がる「富山城址公園」。かつて神通川の水を堀に引いたことから、別名「浮城(うきしろ)」とも呼ばれました。今も石垣や水濠が往時の面影を残し、水面に富山城が映る風景も見どころです。
松川べり
桜と水辺を楽しむ、松川べり散策
富山市中心部を流れる松川べりは、水辺の景色を楽しめる人気の散策スポット。春には約500本の桜が川沿いを彩り、水面に映る桜も見どころです。運航時期には、松川遊覧船から水辺の景色を楽しむのもおすすめです。
今回のルートはこちら!
水辺の風景を楽しみ、清らかな水にふれ、その恵みから生まれた味を知る。まちを歩くほどに、富山の暮らしや歴史が「水」とともに育まれてきたことを感じられるコースです。
春は桜、夏は冷たい湧水と水辺の涼しさ、秋は色づく木々と、季節ごとの楽しみも。
富山に息づく「水」の魅力を、ぜひ五感で感じてみてください。