北アルプスの名峰「薬師岳」登山モデルコース
富山市の奥深くへ。
折立発着・1泊2日で歩く、憧れの山旅。
北アルプスの名峰・薬師岳。
どっしりとした山容と、穏やかに続く稜線が魅力の一座です。
折立から山頂を目指すルートは、高山植物と雄大な景色を楽しみながら歩ける人気コース。
岩場などの大きな危険箇所は比較的少ない一方、標高差と行動時間は十分にあるため、余裕をもった計画と準備が必要です。
樹林帯を抜けて三角点広場を過ぎると、視界がひらけ、薬師岳の堂々とした姿が現れます。
初日は太郎平小屋泊がおすすめ。夕暮れの稜線や朝の澄んだ空気など、山小屋ならではの静かな時間を味わえます。
2日目は薬師平のお花畑を経て山頂へ。
山頂から広がる北アルプスの大パノラマは、思わず深呼吸したくなる美しさです。
下山は標高差約1,600mの長い道のり。焦らず安全第一で。
※折立発着のバスは本数が限られます。タクシー利用の場合は、初日に太郎平小屋で予約しておきましょう。
【1日目】折立登山口
森の空気を胸いっぱいに吸い込み、いよいよ山旅のはじまり。
最初は樹林帯の静かな登りが続きます。
焦らず、一定のペースで歩き出しましょう。
三角点広場
ふっと視界がひらけ、空が近づく瞬間。
ここで一度呼吸を整えましょう。
薬師岳の姿が、少しずつ存在感を増してきます。
五光岩ベンチ
稜線が見えはじめ、景色が一気に雄大に。
立ち止まって振り返れば、有峰湖の広がり。
山に入った実感が湧いてくるポイントです。
太郎平小屋
やわらかな稜線に抱かれるように建つ山小屋。
ここでしっかり休み、明日に備えます。
夕暮れ時には、運がよければ雲海が広がることも。
【2日目】太郎平小屋
早出がおすすめ
澄みきった朝の空気の中を歩き出します。
山は、早朝がいちばん美しい時間。
静かな光の中、山頂を目指します。
薬師岳山荘
標高2,700mの拠点。
ここから先は、山頂への最後の登り。
空と稜線が、ぐっと近づきます。
薬師岳山頂
北アルプスの大展望が広がる、標高2,926m。
歩いてきた道のりを振り返る時間。
深呼吸したくなる、静かな達成感があります。
山頂に立てば、どこまでも続く稜線と雲海。
幾重にも重なる山並みが、静かに広がります。
歩いてきた道のりが、ひとつの景色になります。
今回のルートはこちら!
登山時期について
・6月上旬〜10月中旬
装備について
・トレッキングシューズ推奨
・滑りにくい靴底必須
・雨天時は特に滑りやすい
注意事項
・太郎平小屋と薬師岳山荘では営業期間が異なります。
必ず事前に各山小屋へご確認ください。
【太郎平小屋】
https://ltaro.com/
【薬師岳山荘】
https://www.yakushidake-sansou.com/
・山小屋利用は原則予約制です。
・6月上旬〜7月中旬頃は残雪がある場合があります。
・9月下旬〜10月上旬は新雪の可能性があります。
(いずれも年によって状況が異なります)
・太郎平キャンプ場は過去に熊の出没により閉鎖となった年があります。利用可否は事前に太郎平小屋へご確認ください。
有峰林道について
・開通期間:6月上旬〜11月上旬
・通行可能時間:6:00〜20:00
※悪天候等により通行規制が行われる場合があります。
最新情報はこちらをご確認ください。
https://www.arimine.net/toll_road2.html#%E5%88%A9%E7%94%A8%E6%99%82%E9%96%93
折立登山口駐車場について
駐車台数:約100台(臨時駐車場あり)
https://www.arimine.net/parkmap06.html
https://www.arimine.net/gazo/oritate.pdf
登山届の提出について
・事故防止および迅速な救助活動のため、登山計画書の提出をお願いします。
【富山県警 登山届提出について】
https://police.pref.toyama.jp/6135/tetsuzuki/tozan/6-10.html
登山装備について(例)
・ウェア
速乾性素材を選び、夏でも長袖・長ズボンを着用しましょう。日焼けや怪我の防止になります。
・登山靴
くるぶしを保護するハイカットタイプがおすすめです。滑りにくいソールのものを選びましょう。
・必携品
雨具、防寒着、地図、コンパス、ヘッドランプ、十分な食料と水分。
山の状況は季節や天候によって大きく変化します。体力や経験に応じた無理のない計画を立て、万全の準備を整えてください。
安全に関するお願い
無理な計画や体力不足は遭難事故につながる恐れがあります。
自分の経験・技術に見合った登山を心がけましょう。
万が一遭難した場合は110番へ通報してください。
山間部では携帯電話の電波が届かない場所もあります。
同行者がいる場合は最寄りの山小屋へ。
単独の場合は、近くの登山者に助けを求めてください。